ラテン語の言葉で、日本語では「前件肯定(ぜんけんこうてい)」。推論形式の一つ。
「トカゲならば卵を産む。これはトカゲである。ということは、これは卵を産む。」前提において、「トカゲならば」は前件にあたり、「卵を産む」が後件にあたる。「これはトカゲである」とは、つまり前件を肯定する形になっている。なので、前件肯定。
反対語は、「モーダス・トレンス(後件否定)」。